講座的詰将棋出題ブログ

初心者~中級者向きの詰将棋を毎月出題します。

第2回解説

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【第2回解説】

2三銀、1三玉、3一角、同飛、2二銀不成、同玉、2三金迄7手詰。

詰方12歩が11香で玉方42金がある図だと23銀に13玉は12銀成の手筋があります。
よって31玉、43桂不成、41玉、63角の筋で詰みます。
それだと63角を離して打つ余詰があるので、玉方 73歩なんかが必要です。
それとは別に23銀、13玉に12銀成が出来ないなら、31角、同飛、22銀不成の筋が閃いたので図化してみました。
12銀成の手を出来なくするには、11香を詰方12歩にすれば良い。
31玉は変同になるので割り切るには、42金を省く事で良さそう。

創作法としては閃いた筋を図化しただけのものです。
31角~22銀が味の良い手と思いますが、初手に23銀と打っているから更に感じが良くなる。
打っておいてから捨てるのは詰将棋創作技法の一つなので、これから詰将棋創作をしたいと思っている人は参考にして下さい。